2200304 ランダム
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中国人の代表への自国と関係ないブーイング

ブーイングしている世代は日本からみると強烈な反日教育(中国人からしてみると当たり前の教育)を受けてます。一面、反日が彼らの潜在意識下の民族的パワー(やる気)である部分も否定できません。
また、それが元来の中国共産党の思想・主義です。何故なら中国共産党はその正当性を主張する根本を、自らの思想と、民衆の軍隊が、中国国土から白人や日本人の植民地支配勢力と、その軍隊を追い出し、また白人や富裕層と結託した蒋介石の国民党軍を追い出し、中国を自らの手に取り戻したという絶対的正当性という思想を持ち、つい最近まで強力に国民に教育・宣伝していました。

さらに「中華思想」という、世界で一番中国人が偉い、中国が世界の中心という思想があり(中国人自身はそれが中華思想だと気付いていない中華思想という言葉も認めていない)、その根拠は印刷や火薬の発明、事実はともかく世界最古の王朝と文明、アジアに対しては漢字文化圏からアジアの文明・文化の中心で、中国が中国の周りのアジア小国に文明ももたらせてやった、という自負を持っています。遣隋使や遣唐使など日本側の中国に対する文化、外交面の歴史もこれを裏付けるものでした。

ところが明治維新後、立場が日本と中国で逆転します。これが中国の歴史最大の恥辱の始まりでした。中国人は西洋の進んだ科学文明を日本の書物を通して漢字は読めるのでひらがなを勉強して日本語を通して勉強しました。当時の中国のインテリたちはそうでした。(現在も中国人はこの事実を否定。)
やがて日本との戦争に負けた中国人(清人)は完全に誇りをズタズタにされます(日清戦争)。国土の一部(遼東半島、台湾など)を日本の領土にされ、その後は、国土の3分の1を日本の傀儡政権に操られ(満州事変より)、中国人は日本人への恨みを極めます。※朝鮮人(韓国、北朝鮮)は国土の全部を日本に吸収合併されますから日本人への恨みがもっと強いでしょうが、これは宗主国が清国から自分たちより下だと思っていた日本に変わった後にさらに併合されたことによるものと、朝鮮人独特の恨みの文化(恨ハン)によるものが大きいと考えられます。同時期の現在も親日的な台湾との対比が象徴的。

中国人や朝鮮人は肌や髪の色が違う白人に何をやられてもそんなに恨みをいつまでも持っていないようですが、見た目が同じような日本人に負けた事や、されたことは、民族的に恨みや劣等感を倍増させられ、今日に至っても、未だ完全には恨みが晴らされておりません。未だ日本の経済的パワーに負けており、日本人のビジネスの洗練さ、音楽ファッションなど日本文化を素直に受け入れられない民族主義的な人々の勢力が中国には数億人規模で存在しています。最近ようやく変化の兆しが見えますが、それは、もう一度、中国人の気に入る様に日本が中華思想を受け入れ、中国にペコペコしている時だけかもしれません。

中国人留学生とトコトン議論し、酒を飲み、付き合ってきた私の経験上の話です。ただあくまでも彼ら中国人の潜在意識下の話で普段は決して表に出しません。中国人も新世代が出てきて多様化してしたので一概には言えませんのであしからず。


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